私は万年新規でいい

ただのオタク

生後2ヶ月のeighter

初めまして。私はジャニオタ。

自身を表現できる単語がこれだけというのは情けないが、結局一言で言ってしまうと私はジャニオタ。蟻でさえ2万種を超えているこの世界で、数多いるオタクのなかのひとりだと思ってほしい。

 

ここで注意してほしいのは私は別に全てのグループを推している訳でもないし、全てのタレントに精通している訳でもない。事務所担でもない。まず事務所担ってなんだよ。マイメロを好きな人はサンリオピューロランド推しってことか?

 

それはさておき、私がジャニーズを好きな理由はいつもテレビの中でキラキラしながら歌って踊っていて、バラエティー番組ではふざけてみんなを笑わせて、子供心に「よくテレビにいる人たち」だったから自然とのめり込んでいった。

まぁなんだかんだ言って顔がいいよね。

イケメンがイケメンと戯れているって、いいよね。

私の属性は推し全肯定bot。推しの全てを享受し、褒め、甘やかし、愛するオタクなので悪しからず。

 

この世の誰にも需要のない自己紹介をそろそろ終わりにして今回はそんな諸突猛進型オタクである私が今現在推しているグループにハマるまでの軌跡というこれまた誰にも需要のないことを書いていきたいと思う。これは自己満です。

 

 

1.ある日あの時

 

私は昨年の11月まではいたって普通に二次元オタをしていた。運命は突然現れる。

 

11月8日、関ジャニ∞丸山隆平がブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーアンチ』に主演として上演決定!

 

えっ!!!!なにそれ見たい!!!!

 

なにを隠そう私は関ジャニ∞だと丸山隆平(敬称略)が好きだ。

まずは歌声が好きだし知れば知るほど丸山隆平の深みにハマっていき気づけば息ができなくなる寸前でいつもハッと正気に戻っていた。そこまでするならハマりきれよと思うが当時は他に推しグルがいたし私は嵐担だったのでいくら活動休止してても…浮気みたいだし…なんて自意識過剰をかましつつ、掛け持ちなんて器用なこと走るときに手と足が同時に出てしまうような私には到底出来そうもない。

 

だが、ちょうど当時の界隈に冷め期となっていた私にその情報は突き刺さった。

すぐ詳細を調べた。オタクはすぐそうやって調べる。

なにやら初ミュージカルらしいしFCじゃなくても一般抽選もあるらしい。

これは私も見れるのではないか?

 

しかし、淡い期待は砕かれる。舞台の一般枠は熾烈な戦いらしい。一分一秒を争う世界で私の相棒一台ではあまりに弱すぎる。

 

もう、、入るしかないのか、、ファンクラブ、、、

いや、全然いいけどさ、、ちなみに今関ジャニ∞ってどうなってんの?

 

ハマりましたよね。見事に。

 

我ながら流れるように綺麗に入ったよね。

Twitterでアカウントを作り、ファンクラブに入会し、発売されたアルバムを買い、出演している番組を片っ端から見漁った。ここまでに起こった一連の流れ、わずか一週間以内。行動力に我ながら引く。

 

とは言え私だってなにも全ての知識がまっさらの状態でハマったわけではない。

だてに小さい頃の友達はテレビ人間だということを名乗ってはいない。

 

 

2.昔と今、そして過去

 

私の中の関ジャニ∞って近所の愉快な兄ちゃんたちって感じだった。

馴染みとか親近感がすごくて、大体いつも面白おかしいことをしている関西の兄ちゃん。

話してるだけなのに腹抱えるほど笑えて、そんな人たちが企画なんてやったら面白いに決まってるじゃん。

そんなわけで関パニとか仕分けとかもちろんクロニクルもほぼほぼ見てた。

 

関パニは当たり前だけどみんなめっちゃ若くて、今では伝説となっている呪いの歌『U字の水槽』が誕生した記念すべき場でもある。無事に洗脳された私が休み時間にU字の水槽を口ずさんでいたら他G担のオタクが静かに入ってきてハモり、全く別界隈のオタクも介入し、しまいにはクラスでその歌に洗脳された人間全員が合唱するという謎空間が出来上がっていた。一般人は怯えていた。

 

他にも熱々おでんを食い切るとかメンバーの回答を三対三になるような選択肢を考えるとか。(その時に女の子のドキッとする仕草でマルちゃんが耳掛けをした場面。あれはよかった。何回も巻き戻した。すでにその時に沼る片鱗はあった。)

また見たくなってきた。ちなみに私の家の近くのゲオではU字の水槽が収録されている関パニの三本目が借りられていた。今なお中毒者がいるぞ。

 

 

仕分けもよかった。すばるくんの歌のうまさに驚愕したしジャニーズ愛の企画は見てるだけで楽しい。欲をいえばもっと関ジャニ∞が歌ってほしかった。

 

 

クロニクル~~~~~~!!!!!!!大本命!!!!

何回私が笑いすぎて腹をちぎったと思ってる??

いきなりドッジとか数々の名言、珍プレーが生まれた神聖な場。私はいきなりドッジでの目がバキバキになった大倉くんが大好きでたまらない。いきなりドッジで大倉くんの癖のある面白さに気づかされた気がする。

 

イケメンカメラ目線スポーツでは数多の妖怪が生み出されてしまった。妖怪薔薇盗みは現実にいる気がするし、初老は今でもふとした時に思い出して笑ってしまって日常生活に支障をきたしているのでやめてほしい。あんなにテレビの企画で笑ったこと過去にも未来にもこれだけなのではないかと思う。

 

なかでも私の一押しはTOGAKIHOUSE。初っ端からずぶ濡れで登場したマルちゃんを見たときはさすがに恐れた。錦戸くんがはじけていたり、大倉くんが江頭さんのギャグをやってほとんどカットされていたり、山田の演技力が引くくらい高かったり、思い起こしても最高でしかない。各々の演技力に磨きがかかった今、もう一回どうかTOGAKIHOUSEをやってみてほしい。

 

他にもタズラーGPとか絶対に失敗しない男とかすぐムキになる横山の時間とか、あそこまで自分たちだけでバラエティーを成立させる力を持っているグループは貴重だと思う。

 

そんなこんなで私はファンとまではおこがましくて言えないがそれなりに関ジャニ∞を知っていたつもりだった。メンバーのいわゆる位置づけとかギャップもわかっていたつもりだった。

 

 

やめぇ!!!!!!!!!!!!(心のノブ)

 

今すぐに前言撤回させていただきたい。

私は何も知っていなかった。

 

あの……大人の色気をまとった男たちはなんですか…

全員が三十路超えたって何事…??三十路じゃないのに三十路少年を歌っていた大倉くんはいずこに……??年月が恐ろしい。あの愉快な兄ちゃんたちをここまで大人の魅力に溢れさせた月日っていったい……(多分私が知らなかっただけ)

 

横山さん!!!あなた歳とってないよね!?えっ!?40歳!?えっ!?

奇跡の40歳……??たしかにほんとにそう。

一番ビビった。あのヨコが40……えっ40!?!?

絶対歳とれない呪いにでもかかってる。ジャニーさんが白いのと呼んでた理由わかる。白すぎる。ジャニーズの美白枠でも狙ってる???グランプリ取れる。韓国の美容系並みの白さと肌のきめ細やかさ。化粧品会社さん、彼はここにいます。CМください。

 

村上さん……あなたも歳とってないじゃん……とるどころかお顔の可愛さ増してない??

さすがヒナちゃん。トイプーの次に可愛い目してるだけある(横山さん談)

そして噂には聞いていたけど課金制アイドル伊達じゃない。

足の長さが5メートルあるというのも嘘じゃない。たしかに目測5メートルだった。調子がいいときは7メートルいってる。ライブでは「僕って可愛いでしょ」ムーブ全開でオタクたちをバッタバッタと落としていってるの罪よ。

 

丸山隆平さん。ごめんなさいなめてた。彼のリアコ能力舐めてた。

みたらしだとは聞いていた。男女問わず人たらしだと。

想像の5億倍たらしだった。びっくりした。ブラックホールに吸い込まれる勢いで沼った。そして深い。もう上がれない。転がり落ちた。

 

自他ともに認めるギャップ大好き人間である私が丸山隆平にハマらないわけがない。

あの、バラエティーでは誰よりも率先して笑いを取りに行き求められたことに全力で応える太陽みたいな人が…あんなに人間臭いことってある?

エゴサをして不評を見ると落ち込んでやけ酒したり、部屋の片づけが苦手で大体散らかっていたり、お皿にカビ生やしちゃったり、家に人を上げることを嫌がったり。誰よりもファンを愛していて妻はファンですとか言ったりファンサマシーンの他担狩りだったり。ポジティブかと思ったら妙に自己評価が低くて、周りの目を気にしちゃうし大きな声が苦手。愛されたがりの癖に一人の時間が好きでわかりやすいのに掴みどころがない。

 

いちいち私のツボをついてくる。オタクの長すぎる評価とわざとかと思うほどのスペックに耳を疑う。

 

あと身も蓋もないがなにより顔が好み。

普段のギャグマシーンとしての姿ではあまり注目されないが一つ一つのパーツが整っている。まず輪郭が綺麗。鼻も高いからおでこからのEラインが美しい。なによりも切れ長の目。全体的にどこか色気がありアンニュイな雰囲気がたまらない。あれが京男の色気…?都で生まれ育った丸山隆平 is 雅…

今マルちゃんは雑誌やライブ、舞台のために体を絞っているから色気が倍増してる。だけどオタクはワンパックも愛してるよ。

 

安田くん、私は相変わらずあなたのセンスが好きだ。ヘアカラーが情報解禁のたびに変わっている気がして時系列がごちゃごちゃなので安田章大のヒストリー写真集を出してくれ。言い値で買う。そして歌がうまい。お布団並みに安心感あるのなに??包容力がすごい。さすが関ジャニ∞の母。クロニクルで「気ぃ使いすぎなヨコヤマくん」を見てから日常生活で同じ人間であることを恥じるくらい嫌な奴にあった時も、気を使いすぎて損をした時も私の中の聖母・ヤスダが「それも感謝やと思うな」と言ってくれるので私はまだ感謝を忘れずに正気を保てている。

 

大倉くん、高身長イケメンの称号をほしいままにしている。

私の中の大倉くんのイメージはイケメンなのに大体端のほうにいて、屁理屈を言ったら右に出るものはいない。どこかヘタレで甘え上手の末っ子。

 

いつから若頭になられて???

大倉くんがセンターにポケットに手を突っ込みながら仁王立ちしている姿が強すぎて灰になるかと思った。顔面が強い。歌もすごくうまくなっててびっくりした。以前の持ち前の低音も男らしくて好きだったけど、あんなに高音のハモりまでできるようになっているだなんて。あと顔面が強い。ボイトレの成果が如実に表れてた。それと顔面が強い。ゲラなのもいい。大口開けて笑ってる人っていい。よく笑う人は幸せになれるっておばあちゃんも言ってた。二枚目担当の雰囲気出してるのにみんなで集まると最初にボケてたり、ボソッと的確なコメントを言うワードセンスは加入したばかりの頃にお兄ちゃんたちにもまれて可愛がられたから育ったんだろうね。

 

こんな感じでまだまだ伝えたい私が転がり落ちた理由があるがひとまずはこれくらいで。

 

 

ここで触れておきたいのが関ジャニ∞の7人、6人時代について。

 

(8人時代は私はほとんど知らないので割愛させてもらうが)7人の時からそれなりに知っていたとはいえ、5人体制になってからファンとなりFCに加入した私が言えることでもないかもしれないがやっぱりどこか寂しい。多分、この感情が消えることはないのだと思う。7人が、輝きすぎていた。

 

新規中の新規である私が言うのもあれだけど、ずっと引きずっててもいいと思う。

7人に魅せられたオタクはずっと7人に恋してていいと思う。

ご本人たちを傷つけないなら無理して推す必要もないし。

 

 

分かる。7人すごかった。あんなにファンもファンじゃない人も笑わせて、音楽を愛していることが伝わってくるグループなかなかないと思う。ほんっとに全員が全員を好きなんだな。なによりバラエティー力だけじゃなくて、実力もすごい。

ジャニーズのグループの中で五大ドームでライブしたのSMAPKinKi Kids、嵐、関ジャニ∞だけなんだよ。あんなに輝いてるグループがたくさんいるなかでこの4つだけなの。なにも栄光を振りかざすわけではないけど、この事実は誇れることだし関ジャニ∞の努力とずっと支えたファンの賜物だと思う。

 

今もそんな一面はあるけど、昔は本人たちがネタにするくらい関西への待遇は悪かった。調べればいろいろ出てくると思うけど、まずデビュー曲が最初に関西限定で発売されているのがヤバい。その後も各グループに必ず訪れるであろう低迷期を乗り越えての功績。それこそ血反吐吐きながらどん底を這いつくばってのし上がってきたんだろうな。泣く。

 

やっとジャニーズでも中堅としてさらにもっと!!ってときにまさかのすばるくんが脱退。リアルにニュースから聞こえてきたときは叫んだし飛んだ。嘘かとも思ったけどあんなにいつも笑顔な男たちが会見で全員黒スーツで神妙な顔で並んでんだよ。もう登場から泣いた。

すばるくんが発した「ジャニーズ事務所を退所」の言葉。この世で三番目に聞きたくない言葉。あの印象的な大きな目が本気だということを嫌というほど伝えてきた。

人生を音楽で全うしたい。自分の音楽を深く追求したい。

素人目でも分かるくらい音楽を愛して音楽に愛されている人が音楽のために生きたいという思いを誰にも止められるわけがないじゃん。

彼にとってこの世界は狭かったのかもしれないと思った。ああ……羽ばたいてしまったんだね……すばる…

テレビではクールを装っている横山さんがぷるぷるの唇をぎゅっと噛みしめて涙をこらえている姿を見てもう耐えられなかった。ボロ泣きした。

ヒナちゃんがいつも通りを貫こうとして必死に涙を耐える姿を見てもう号泣した。

三馬鹿……愛おしいよ三馬鹿…

 

すばる大好きなマルちゃんの「好きすぎて何も言えなかった」

若干不貞腐れてる大倉くんの「自分勝手なすばるくんを嫌いにはなれなかった」の言葉にすばるくんへの愛が詰まってた。そこに愛はあった。

錦戸くんの力強い言葉、不在だった安田くんのために眼鏡をかけて挑んだマルちゃん。

そこは愛にあふれてた。私は泣きまくった。これからの関ジャニ∞、すばるくんに幸あれと願った。あと、最後にみんなで歌ったオモイダマを見てからオモイダマを聞くと無条件で泣く体になってしまったよ。

 

 

その後1年後くらいに錦戸くんも退所してしまったけどちょっとその辺よく分からないのであまり余計なことは言わないでおく。ただ、錦戸くんにとって私たちが想像した以上にすばるくんの存在が大きかったのかもしれないな、と。

 

今の5人を追っていてもどこかに7人の面影を探してしまうこともあるし、7人の映像を見るとちょっぴり切ない。

 

でも誰よりも過去を嘆いて悔やんで、立ち止まることも考えたであろう関ジャニ∞が4年ぶりのアルバムを出すことができて「今の俺らも、結構いいと思う」と思えたことが何よりもだと思った。

ちなみに私が関ジャニ∞を慈しみたいと思った時に見ている動画を添えておく。

youtu.be

 

長々と色々書いたが、結局何が言いたいかは自分でもよく分かってない。ただ吐き出そうと思った。

 

 

私は今関西のジャニーズグループ 関ジャニ∞を推している。

彼らはすごい。常に前を向いている。どんなに苦しくても必ず立ち上がって這い上がっていく。普通のキラキラしたThe アイドルの道を歩めてきた訳では無い。だからこそ、関ジャニ∞は強い。ジャニーさんは後輩から関ジャニ∞について聞かれた時に「関ジャニ∞は強いよ」って言ってたらしい。その通りだ。転ぶことを恐れていない彼らは強い。

 

これからも、私は推していく。まだまだ新規だ。それでいい。私は5人として出会った関ジャニ∞も、チラ見してきた7人、6人の関ジャニ∞も、全部愛していきたい。泥臭く、男臭く、地道にかっこよく歩んできた関ジャニ∞の道を私は愛していきたい。

 

私は関ジャニ∞にハマった生後2ヶ月のeighter。

5人の男たちを愛していく。